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11.パワーハラスメント対策(ノンパワハラ・マネジメントのその後、そして今)②

2.部下や周囲からパワハラと言われると、管理職は落ち込む

「それはパワハラでは…」と言われて、それ以来、何も言えなくなった(何も言わなくなった)管理職はかなりいるようです。これでは管理職としての役割・責任を果たすことはできないのですが、心理的なショックはかなり大きく、さまざまな感情に陥ることが多いようです。

 

・最初は「困惑」
「え!パワハラ?」「指導の仕方はいつもと変わらないのに」「時に強く言うことはあるが、パワハラと言われるほどではないはず」「いったいどこが悪かったのだろうか」
→何がパワハラに該当するのかがわからない段階でしょう。

・次に「反発」
「指導場面で多少強く言わなければならないのは必要なこと」「部下のためを思って指導しているのに、パワハラと受け止められてしまうとは納得いかない」「私の指導をパワハラと言われるのであれば何も言えなくなってしまう」
→部下の側が過剰に反応してしまっているのではないか、私の責任ではないという反発心が生まれます。

・そして「動揺」
「このままでは管理職である自分に非があると言われてしまう」「自分の持論を言えば言うほど問題視されてしまう」「明確な理論武装ができていなくて、関係者を説得できそうにない」
→管理職としての信頼喪失や評価ダウンにつながるという不安が増幅してきます。

・最後に「無力感」
「組織のために、部下のために頑張ってきたのにそれが通用しなくなった」「もう管理職としての自信が持てない」「これからは、何を言ってもパワハラ扱いされるかもしれない」「もう部下に何も言わない方がいいのかも…」
→今後も部下との関わりを持ちながらマネジメントしていく気力をなくしてしまいます。

 

こうした問題を抱えている管理職の姿、さらにはこうした状況を見聞きしていることから、自分の擁護策として“何もしない”という対応の在り方が増加傾向にあるのです。

研修的視点に立てば、パワハラに関する「パワハラ原則の理解と現場で遭遇しているケースの判断基準を養う」「疑問や悩みを顕在化し、共有化を促進する」などが予防策支援としてあるでしょう。

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